点から線へ、線から円へ。
地域交通の課題は、行政、交通事業者、観光、福祉など、多様な主体が関わることで複雑化しています。そのため、個々の取組だけではなく、関係者が連携した対応が求められています。こうした背景のもとで実施されているのが、MCDC(Mobility Community Development Conference)です。
地域の交通に関わるさまざまな立場の「個人」が、同じ地域の関係者とともに、日常の業務から切り離した場所で時間を確保して参加し、共に学び、共に考え、さらに他地域のチームとの交流を通じて刺激を受けることで、地域課題を解決する「チーム」へと成長していく学習の場、それがMCDCです。
MCDCの特徴
MCDCには個人参加はできません。地域における関係者がチームを組んで参加することが基本となります。チームでの参加により、議論をその場限りに終わらせるのではなく、地域に持ち帰り、実際の取組につなげやすくなります。
参加は「1地域1チーム」を基本とし、同一地域の中で異なる立場の関係者がチームを組んで参加します。行政、交通事業者、DMO、NPO、研究者など、多様な主体が一つのチームとして同じ場に参加することで、立場の違いによる認識のズレを共有し、共通の視点を形成することが可能となります。
MCDCでは、地域でのこれまでの取り組みを振り返ることから始まり、改めて地域で目指すべきビジョンを再考し、そのビジョンに照らして課題を整理し、具体的なアクションプランへと落とし込んでいきます。この一連の流れをチームで進めていく点が特徴です。
さらに、他地域のチームや参加者との交流を通じて刺激を受けることで、自地域だけでは気づきにくい視点や課題認識を得ることができます。

他イベントとの連携
MCDCでは、日本モビリティ・マネジメント会議(JCOMM)とあわせて参加することで、より多くの知見や示唆を得ることができます。
JCOMMは、MCDC参加チームに限らず全国から多くの関係者が集まる会議であり、各地の取組事例が数多く共有される場です。こうした場に参加することで、参加者は自地域にとどまらず全国各地の多様な取組に触れるとともに、関係者とのネットワーキングを通じて、自地域の検討に活かすための視点や知見を得ることができます。

MCDCのプログラムについて
MCDCのプログラムは、毎回の開催ごとに見直しが行われており、参加者の議論や実践を踏まえながら、より良い形へと更新されています。MCDC自体も、こうした改善を重ねながら成長していく取組です。
具体的なプログラム内容は開催ごとに異なります。最新の開催内容については、開催報告ページをご覧ください。
